肩の痛みといっても、デスクワークや生活習慣などライフスタイルに起因するものや、慢性的に続いている肩こりなど様々です。
中には不規則な生活やストレスなどによる自律神経が乱れが原因になっているものもあります。 肩をもんだり温めたりするだけではなかなか改善せず、一時的な緩和にとどまることが多く、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
また、肩の痛みにより呼吸が浅くなって血流が悪くなると美容面でもマイナスになるとされ、特に女性にとっては大きな問題です。
生活習慣からくる肩こり
人間の頭の重量は平均で5~7kgもあり、首を支柱として肩・背中の筋肉と背骨で支えられています。さらに、肩にはそれぞれ腕の重さも加わることで、普段から相当な負荷がかかっていることになります。
そこから長時間のパソコン作業やデスクワーク、最近ではスマホの普及などにより、猫背などの姿勢不良が続くことでさらに首や肩に大きな負担がかかってしまいます。
慢性的な肩こり
仕事や勉強など、日々の疲労の積み重ねにより筋肉がこわばってしまっている状態です。
痛みが生じる原因は様々で、筋肉のこわばりの他にも、血行不良や冷え、ストレスや眼精疲労などが起因となっていることもあります。
人によって痛みが首にまで波及したり、時には神経を圧迫することで頭痛や吐き気などを伴うことも珍しくありません。
深刻な痛み
四十肩や五十肩、腱板断裂などは重度の方の痛みになります。
四十肩や五十肩は肩関節の周囲が何らかの炎症を起こして生じるとされ、動かすとズキズキする痛みがあり、人によって夜も眠れないこともあるようです。
痛みで動かせないことから徐々に関節が拘縮し、「服が着られない」「物干し竿に手を伸ばせない」「手が後ろに回らない」など、日常生活に市場をきたしてしまうこともあります。